住宅を長持ちさせたいのであれば外壁塗装はなるべく定期的に行った方が良いものになります。どのようなものであっても経年劣化発生しますし、住宅の外壁は常に風雨にさらされるわけですから、劣化から逃れることはできません。では外壁塗装はどれくらいのペースで行うべきなのかというと、これは6~10年間に一度のペースで検討をした方が良いということになります。これは外壁塗装に使用される塗料の中でも新築時に使用されることが多いアクリル系塗料と、塗り替え時に採用されることが多いウレタン系塗料の耐用年数が根拠となっています。

アクリル系塗料の場合は耐用年数が6~7年、ウレタン系塗料の場合は8~10年が耐用年数として定められています。この耐用年数が必ず当てはまるというわけではありませんが、少なくともこれくらいの年数が経過すれば塗装直後の状態と比べると明確な劣化が見えるようになってきていることは間違いないでしょう。耐用年数以上に使用できることは期待するべきことではないのですから、これくらいのタイミングで一度点検をし、塗り直しを検討するべきだということが言えるのです。ただより効果的に外壁塗装を行うのであれば、3年おきに点検をした方が良いということは覚えておきましょう。

塗り方や下地によっては3年程度で多少劣化が見えてくることはありますし、3年目の時点の状況を見てから6年目の状況をチェックすると、どれくらい劣化したのかということがイメージしやすくなります。外壁塗装は無料でできるものではないのですから、計画的に行うようにしましょう。